2007-01-01から1年間の記事一覧

統計演習:第3回レポート

課題 1. とする。このとき、 (a) となる (b) となる をそれぞれExcelで求めるにはどうしたらよいか。ワークシートで入力すべき数式とその結果を示しなさい。 2. 「正規母集団からの標本抽出」では、「分析ツール」の「乱数発生」を用いて、平均170、標準…

平均値の区間推定実験

乱数を使って、区間推定の信頼区間が妥当であるかどうかを実験してみましょう。 ここでは、母集団は正規分布にしたがい、その平均は170、標準偏差が10とします。また、大きさ5の標本抽出を考えます。このとき、平均の95%信頼区間は となります。ここで、 …

母平均の区間推定(母分散が未知)

各国の一人あたりGDPと人口増加率が記録されたファイルがあります。このデータを使って人口増加率の95%信頼区間を求めてみましょう。 ファイルを開くと、次のようなワークシートが表示されます。 セルH1とH2に人口増加率の平均と標準偏差を求めます。 COUN…

母平均の区間推定(母分散が既知)

ある工場ではお菓子が生産されている。この工場で生産されるお菓子の中から無作為に10個を取り出し、その重さを量った結果がこのファイルに保存されています。この工場で生産されるお菓子の重量は標準偏差が3グラムの正規分布にしたがっていると仮定して、…

正規母集団からの標本抽出

母集団が平均μ、分散σ2の正規分布にしたがうとき、母集団からの標本平均 は、 であることを実験で確かめます。 まず、分析ツールから乱数発生を選び、次のように設定したあとに「OK」を押します。 これによって、平均170、標準偏差10の正規母集団から、大き…

季節ダミーを用いた回帰分析

1980年から1995年までの家計貯蓄と家計可処分所得の四半期データがここにあります。リンクを右クリックし、「対象をファイルに保存」を選び、各自のフォルダに保存し、そのファイルを開いてください。 折れ線グラフ作成 まず、このデータを使って、家計貯蓄…

定数項ダミー・係数ダミーを用いた回帰分析

百貨店とスーパーの売上(百億円)、従業員数(百人)のデータがあります。このデータを保存し、Excelで開きます。店種ダミーは、0ならば百貨店、1ならばスーパーのデータであることを意味します。 売上を従業員数と店種(百貨店かスーパーか)で説明する回…

構造変化ダミーを用いた回帰分析

アメリカの一人あたり実質可処分所得(Y)と、一人あたり実質個人消費(C)と、第2次世界大戦期間中なら1、平時なら0の値をとるダミー変数(D)がこのファイルに保存されている。このデータを使って、 (消費) = β1 + β2×(所得) + δ×(戦時中ダミー) を推定しなさい…

計量経済学:第1回レポートについて

計量経済学の第1回レポートについてはreport1.pdfをご覧ください。

ロジット変換を使った回帰分析

世帯主の年齢階層ごとの持ち家率と月収総額の平均がtab3-2.xlsに保存されています。このファイルを開いて、 セルE2列「=LN(D2/(1-D2))」と入力します。 セルE2をE8まで下方向へコピーします。 E列を被説明変数、B列を説明変数とする単回帰分析を行って下さい…

コブ=ダグラス型生産関数の推定

コブ=ダグラス型生産関数の推定を行います。 appendix2.xlsを保存し、Excelで開きます。 付加価値額の対数値を被説明変数、労働投入額の対数値と資本設備額の対数値を説明変数とする回帰分析を行います。セルA2からC28のデータの対数を取ったものをD2からF2…

計量経済学:11月26日はメディアステーションで行います。

11月26日の計量経済学はメディアステーションにて行います。

Asian Pacific Conference on International Accounting Issuesにて報告を行いました

ちょっと前の話になりますが、11月12日にクアラルンプールで行われた 19th Asian Pacific Conference on International Accounting Issuesにて研究報告を行いました。フロアの方々から貴重なコメントをいただき、もっとよいプレゼン・論文執筆をしなければい…

計量経済学:11月19日はメディアステーションで行います。

11月19日(月)の計量経済学はメディアステーションにて行います。

分析ツールを使った回帰分析

Microsoft Excelでは、代表的な統計手法を簡単に行うためのツールとして、「分析ツール」というものが用意されています。ここでは、「分析ツール」を利用した回帰分析の方法を説明します。 例として、被説明変数を賃金上昇率、説明変数を完全失業率と物価上…

行列を用いた回帰係数の計算

行列を使って正規方程式を表現すると と表せます。ここで、 、 、 です。これをについて解くと となります。以下では実際にを求めてみましょう。以下のデータを用います。 セルB2からC5までが行列Xで、D2からD5までがベクトルyを表しています。 まず、Xの転…

転置行列の求めかた

行列 の転置行列を求めます。 B2からD3までドラッグし、「編集(E)」−「コピー(C)」をクリックします。 次に、転置行列を表示させる左上のセルを指定します。ここでは、B5にしましょう。B5にカーソルを移動させます。 「編集(E)」−「形式を選択して貼り付…

逆行列の求めかた

行列 の逆行列を求めます。 B6からC7の範囲に答えを求めてみます。(2*2)行列の逆行列はやはり(2*2)行列なので、B6からC7の範囲をドラッグします。 数式編集バーをクリックし、次の式を入力し、SHIFT+CTRL+ENTERキーを押します。 逆行列が得られます。 得ら…

行列の和・積の求め方

行列 について、 を計算します。まず、各行列をExcelのワークシート上に入力します。 B11からC12にA+Bを求めます。A+Bは各行列の成分をそれぞれ足せばいいので、 という計算式を入力します。右方向へコピーと下方向へコピーを使うと、A+Bが求まります。 次…

統計演習:第2回レポート課題

課題 各都道府県の人口と一人あたり所得がこのファイルに保存されている。このデータを使って (a) 人口の度数分布表とヒストグラムを作成しなさい (b) 所得のローレンツ曲線を作成しなさい。また、このローレンツ曲線から考えられることを述べなさい。 国別…

分割表の作成

表4-1から一人当たりGDPと人口増加率を取り出したファイルが、ここに保存されています。 ファイルを開いて、セルC2とセルC3に次のように入力します。 これら2つのセルを下方向へコピーすると、各国の所得が”低”、”高”に、人口増加が”低”、”中”、”高”に分類…

散布図の作成と相関係数の計算

データの入力 以下のデータをExcelで入力して下さい。 散布図の作成 このデータの散布図を描いて見ましょう。セルB1からC5までをドラッグして、「挿入(I)」−「グラフ(H)...」とクリックすると、グラフウイザードが表示されますので、グラフの種類を散布図…

分布の代表値・ばらつきの特性値の計算

1990年の各国の人口を使って、分布の代表値とばらつきの特性値を計算します。 Excelには、 平均: AVERAGE 四分位点: QUARTILE 中央値: MEDIAN 分散: VAR 標準偏差: STDEV が用意されています。 ファイルを開いて、セルB81以下に次のように入力します。 …

ローレンツ曲線の作成

表4-1から一人あたりGDPと1990年人口を取り出したファイルがtab4-1-3.xlsにあります。このファイルを使ってローレンツ曲線を作成しましょう。 まず、ファイルを開き、一人あたりGDPで各項目を並び替えてください。次のようになります。 D列に各国のGDPを計算…

度数分布表とヒストグラムの作成

テキスト表4-1から国名と1990年人口を抜き出したデータがtab4-1-1.xlsにあります。このデータを使って度数分布表とヒストグラムを作成します。 ファイルを開くと次のようなデータが表示されます。 度数分布表の階級の数と幅を決めるために、人口の最大値と…

「統計演習」教材:前回の復習

テキストの表4-1のデータがtab4-1.xlsにExcel形式で保存されています。これを利用して、 1990年、および2025年の人口の上位10カ国を求めて比較しなさい。 人口増加率の上位10カ国を求めて下さい。 アジアおよびアフリカの国で、人口増加率が1%以上で一人当…

テキスト例題2.3

tab2-1.xls にテキスト表2-1が記録されています。これを、散布図を使った回帰分析と同じ方法で、4つの回帰分析 (食品・飲料・煙草)=α+β×(家計消費)(家賃・水道・光熱)=α+β×(家計消費)(医療・保険)=α+β×(家計消費)(レクリエーション・娯…

散布図を利用した単回帰分析

ここでは、散布図上に回帰直線を書き込む便利な方法を紹介します。例として、配付資料のデータを利用します。 このデータから散布図を作成してください。次の図は作成された散布図の一例です。 散布図上の点の上で、マウスを右クリックするとメニューが表示…

配付資料から回帰直線を求める

以前に配布した資料のデータに関する回帰分析を行います。講義では手計算で回帰直線の切片と傾きを求めましたが、今日はExcelを使って計算してみましょう。 データの入力 まず、説明変数 x と被説明変数 y を入力します。 散布図の作成 このデータの散布図…

表計算の基礎

データの入力 まずは分析するデータを入力します。次の図のように入力してみてください。太い枠がおかれているセルの部分にデータが入力され、Enterキーで入力が確定されます。もし、入力を間違えたら、該当するセルをダブルクリックするとそのセルが編集で…