2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ロジット変換を使った回帰分析

世帯主の年齢階層ごとの持ち家率と月収総額の平均がtab3-2.xlsに保存されています。このファイルを開いて、 セルE2列「=LN(D2/(1-D2))」と入力します。 セルE2をE8まで下方向へコピーします。 E列を被説明変数、B列を説明変数とする単回帰分析を行って下さい…

コブ=ダグラス型生産関数の推定

コブ=ダグラス型生産関数の推定を行います。 appendix2.xlsを保存し、Excelで開きます。 付加価値額の対数値を被説明変数、労働投入額の対数値と資本設備額の対数値を説明変数とする回帰分析を行います。 セルA2からC28のデータの対数を取ったものをD2からF…

11月18日の実習

・行列の和・積の求め方 ・逆行列の求め方 ・転置行列の求め方 ・行列を用いた回帰係数の計算

行列の和・積の求め方

行列 について、を計算します。まず、各行列をExcelのワークシート上に入力します。B11からC12にA+Bを求めます。A+Bは各行列の成分をそれぞれ足せばいいので、という計算式を入力します。右方向へコピーと下方向へコピーを使うと、A+Bが求まります。次に、…

逆行列の求めかた

行列の逆行列を求めます。B6からC7の範囲に答えを求めてみます。(2*2)行列の逆行列はやはり(2*2)行列なので、B6からC7の範囲をドラッグします。数式編集バーをクリックし、次の式を入力し、SHIFT+CTRL+ENTERキーを押します。逆行列が得られます。得られた逆…

転置行列の求め方

行列の転置行列を求めます。 B2からD3までドラッグし、「編集(E)」−「コピー(C)」をクリックします。次に、転置行列を表示させる左上のセルを指定します。ここでは、B5にしましょう。B5にカーソルを移動させます。 「編集(E)」−「形式を選択して貼り付け…

分析ツールを使った回帰分析

Microsoft Excelでは、代表的な統計手法を簡単に行うためのツールとして、「分析ツール」というものが用意されています。ここでは、「分析ツール」を利用した回帰分析の方法を説明します。例として、被説明変数を賃金上昇率、説明変数を完全失業率と物価上昇…

行列を用いた回帰係数の計算

行列を使って正規方程式を表現するとと表せます。ここで、 です。これをについて解くととなります。以下では実際にを求めてみましょう。以下のデータを用います。セルB2からC5までが行列で、D2からD5までがベクトル y を表しています。まず、Xの転置行列をB9…