例題3-5

表3-8のデータがtab3-8.xlsに保存されています。これから各産業について、年齢を説明変数、所定内給与額を被説明変数にする回帰分析を行います。分析ツールを利用すると、同じ作業を6回行わなければならず煩雑です。そこで、今回はExcelの関数を利用します。

  1. セルB12に「=INTERCEPT(I3:I10,B3:B10)」と入力
    • I3:I10を被説明変数、B3:B10を説明変数とする単回帰分析の切片が計算されます。
  2. セルB13に「=SLOPE(I3:I10,B3:B10)」と入力
    • I3:I10を被説明変数、B3:B10を説明変数とする単回帰分析の傾きが計算されます。
  3. セルB14に「=CORREL(B3:B10,I3:I10)^2」と入力
    • 単回帰分析の場合、決定係数は、説明変数と被説明変数の相関係数の2乗と等しいということがわかっているため、この式を利用しました。
  4. セルB12からセルG14までドラッグして右方向にコピー